超長期持続の防錆・防食技法の開発 / 製造、販売、施工
は、タンニン含有の黒錆転換防錆材です。
●『黒錆転換防錆材 :』は、鋼材に発錆している赤錆 (Fe2O3)を発錆抑制の強い黒錆 (Fe3O4、FeO)に酸化還元・転換する鉄錆転換防錆処理材です。
●『水・空気遮断コート材:』は、『黒錆転換防錆材 :』の処理後に形成された黒錆防錆被膜を、発錆要因である水と空気から遮断します。これにより、黒錆 (Fe3O4、FeO)への酸化還元・転換反応を促進させると同時に、防錆能力を一層高めることが可能になります。
●従来の防錆防食処理技術では、鉄素地と塗膜やメッキ膜との温度線膨張係数差異による付着性(耐剥離性)の長期維持は不可能でしたが、『黒錆転換防錆材:』と『水・空気遮断コート材:』は、密着性の超長期維持を可能にしました。
①赤錆に『黒錆転換防錆材 :』を塗布すると赤錆の結晶が非晶質に酸化還元されたことが証明されました。
②非晶質が黒錆の結晶に転換されたことが証明されました。
③ブラスト処理鉄板の表面に『黒錆転換防錆材 :』を塗布すると、黒錆結晶層が形成されたことが証明されました。
●鉄錆は、鉄(Fe)の酸化物であり、一般的によく見かけるのが、赤錆 (Fe2O3)です。その他に、黒錆「マグネタイト」の( Fe3O4、FeO)があります。
●赤錆(Fe2O3)は、鋼鉄の素地に自然発生しますと、空気中や水中での酸素供給の媒介作用の役目をして、鉄の発錆腐食を進行し続けます 。
●一方、黒錆(Fe3O4、FeO)は黒色被膜の発錆抑制力が強いと一般的に認知されています。
(参考:Fe原子が2個の分子は褐色です/Fe原子が1個または3個の分子は黒色です。)
「例:南部鉄器・甲冑・宮大工が使用する鉄材等、日本古来の伝統固有技術です。」
●橋梁・鉄道・鉄骨系ビル・プラント・港湾設備・駐車場・倉庫等の防錆対策
●船舶・車両の防錆対策
●配管・パイプライン・パイプラック・鉄柱・鉄塔・橋脚部等構造物の防錆対策
●機械・機器等の鋼鉄製装置の化学薬品による腐食防止
●鉄板・自動車シャシーの防蝕対策
●その他、鉄使用製品等
●鉄1tを作るために、コークス0.4tを燃焼して1.7tの二酸化炭素(温室効果ガス)を放出して、1tもの廃水を放流します。
●我が国(日本)だけで、錆による鉄の減失量は年間で1千万tと言われています。
●錆による減失した鉄を補填・補充するだけで、年間1千7百万tの二酸化炭素を放出して、1千万tもの廃水を放流します。
これは、30万t級のタンカーが約60隻分の二酸化炭素と約35隻分の廃水を放出することになります。
●地球温暖化防止対策に防錆技術の役割が如何に重要であるかを考えます。